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“決める側”としての視界 社長と事業責任者が語るアプティの未来

CROSS TALK

Driving Force× “業界を変える側”の視点

Ryo

環境整備事業

事業責任者

Hideaki

株式会社アプティ代表取締役社長

グループCEO

今回のクロストークに登場するのは、アプティ代表と、環境整備事業を率いる事業責任者・Ryoさん。「なぜこの事業を立ち上げたのか?」「業績と想いはどう結びついているのか?」そして、「事業部長とは、どんな役割であるべきか」

#01なぜ、この事業に挑むのか? / 「業績=笑顔の数」という価値観

Hideaki

まず聞きたいんだけど、Ryoさんが“環境整備事業”にここまで本気で向き合う理由って、どこにあるの?

Ryo

日本の基幹産業である自動車業界、その最後の、その中でも整備士という仕事は国家資格が必要で、社会インフラのど真ん中を支えている職業。でも現場は、夏は40℃超え、冬は0℃近い環境で作業することもある。過酷なんです。 だから当然、「整備士になりたい若者」が年々減っている。現場の声はシンプルで、「人が足りない。もう限界だ」という状態です。

Hideaki

確かに。日本の自動車産業を支えているのは「整備工場」や「ディーラーの現場で働く整備士の方々」なのに、彼らはお客様の安全を守る最後の砦として、誇りを持って仕事をされている一方で、働く現場の環境が劣悪な状態だもんね。

Ryo

はい。人が足りていないのは、「働きたくない」わけじゃなくて、「働ける環境じゃない」ってことだと思うんです。だったら、“空調を入れる”という物理的な環境整備から、日本中の整備工場を変えていこうと決めました。世界トップクラスのメーカーとアライアンスを組んで、本気で整備工場を「夏は冷やす・冬は温める」そして、笑顔が生まれる場所にする、これが僕らのスタートです。  

Hideaki

環境整備事業ってすごく調子良さそうだよね。売上と「笑顔の数」がリンクしてるって言ってたけどその感覚はやっぱりある?

Ryo

めちゃくちゃありますね。導入された店舗に訪問すると働くスタッフから最高の笑顔で「エアコンを入れてくれて本当にありがとうございます。最高です!」とお礼をしてくださるんです。最近では「今月は何人の整備士さんを新しく救えているんだろう」と考えるようになりました。だから、私の中では 【業績=笑顔の数】なんです。

#02 「仕事が楽しい」と言える理由 / 目的ではなく「ストーリー」を積み上げる仕事

Hideaki

Ryoさん仕事の進め方とか、メンバーへのマネジメントの仕方をすごく尊敬しているんだけど、どういう想いで仕事しているの?

Ryo

自分の中にある大きなテーマは、 “世界中で働く人たちの不(不便・不満・不安)を解消する事業をつくる” ということなんです。「誰かの人生に影響を与える仕事がしたい」「あなたがいたから実現できたと言われる瞬間をつくりたい」っていう想いが根っこにあります。  

Hideaki

今回の「整備工場で働く人たちの環境を改善する」っていうプロジェクトも、その延長にあるよね。

Ryo

そうですね。単純に空調を入れるって話じゃなくて、環境を整えたその先に、どんな未来が開けるのか、まで含めて設計したいんです。 だからこの仕事は、ただの営業活動じゃなくて、「ストーリーを積み上げている感覚」に近いです。  

Hideaki

今、めっちゃ仕事楽しそうだよね?

Ryo

めちゃくちゃ楽しいです。

Hideaki

どの瞬間が一番楽しいって感じるの?

Ryo

チーム全員が同じ方向を見ている瞬間ですね。「この市場を取りにいくんだ」って、本気で走っている構図が見える時に強く感じます。 その空気の中にいる自分も燃えるし、「このメンバーと一緒に戦えることが楽しい」って、心から思います。

#03 “冷やす”だけで終わらない。事業のその先へ / 環境 × 効率 × コスト × 人材 ── 整備業界のインフラを目指して

Hideaki

今、「Cool the pit!(整備工場を冷やす)」というテーマで進めているけど、この事業は将来的にどう広がっていくイメージ?

Ryo

まずは一点突破として 「環境を整える=冷やす」 にフルコミットしています。ただ、その過程で見えてきた課題がたくさんあるんです。例えば
・冷やしたその先にある「効率化」の課題
・ランニングコストの削減
・設備管理やデータ活用の需要
こういった周辺領域に、派生ソリューションとして拡張する余地が見えてきています。

Hideaki

現場からリアルな声が集まってきてるもんね。

Ryo

まさにそれです。現場で会話していると「こういう設備も欲しい」「この工程、もっと効率化できないかな?」っていう生の課題がどんどん出てきます。今後は、製品開発・仕組みづくり・データ管理ツールまで含めて、本格的に新規プロダクトを展開していきたいです。

Hideaki

いずれは念願のプラットフォームを作りたいね。

Ryo

はい。最終的にはそう考えています。 店舗運営に関わるほぼすべての課題を解決できるプラットフォームをつくりたいと思っています。環境、効率、コスト、人材管理まで、「困ったらまずアプティに相談する」そんな存在になりたいです。

Hideaki

できそう?

Ryo

できます。必ずやり遂げます。

#04 “決める”のではなく、“舵を取る”ということ / 助言はする。でも、動かすのは事業部長自身。

Ryo

最後に聞きたいのですが、社長から見て「事業部長」って、どうあるべきだと思いますか?

Hideaki

Ryoさんも感じてると思うんだけど、私のスタイルって“細かく指示しない”でしょ?実は事業部長には「問題提起」 と 「助言」 の2つしかしないって決めてるんだよね。

「こういうことが起こるかもしれないよ」「ここが気になるけど、どういう考えでやってるの?」=問題提起
「もし進めるなら、こういう視点もあるよ」「過去に私はこういう経験をしたことあるよ」=助言、気付き

それ以外は基本、口を出さない。

Ryo

確かにそうですね。正直、最初は「本当に任されているんだな」っていうプレッシャーを感じました。でも、同時に自分で決めていいんだという覚悟も芽生えた瞬間でもあります。

Hideaki

もちろん、本当にダメな時はダメっていうけど、過去にほとんど言ったことない 笑。それに経営として掲げている「モビリティ産業を代表する会社を創る」ことを事業部長にも追い求めて欲しいと思ってる。だからメンバー1人ひとりの個人ビジョンと会社のビジョンを繋ぎ合わせてもらい、メンバーが会社のためではなく、自分のために頑張れば必然的に会社のためになるように。

Ryo

一人ひとりの夢を聞いてマイルストーンを設定するのはみんなやってますね。

Hideaki

うん、やってくれてる。あとは何度も言っているけど、アプティが理想の上司像として掲げている「部下を成長させ、成果を出させ、(部下の)給料を上げること」を使命に変えてやって欲しい。これが事業部長に求めることかな。Ryoさんなら楽勝だね笑

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